お薬の注入
これからの作業は、使用する輸注ポンプによって異なります。
クロノポンプ
輸注ポンプのセッティング
シリンジに輸注ポンプを取り付ける
プランジャーを左にまわして取りはずし、次に青いキャップを左にまわして取りはずします。
輸注ポンプのツメをシリンジのみぞに合わせてはめ、矢印の方向に45°まわしてシリンジのみぞに固定し、輸注ポンプとシリンジを合体させます。
輸注ポンプが止まるまで、しっかりまわして固定してください。
輸注ポンプの3つのツメが、それぞれシリンジのみぞにきちんとはまっていることを確認してください。
お薬の注入
注入を開始する
画面の表示が消えていたら、いずれかのボタンを押してディスプレイをオンにします。
ボタンを長押しします。
チュウニュウの画面に変わったらボタンを押して「カイシ」を選び、ボタンを押してお薬の注入を開始します。
注入が始まると、注入にかかる残り時間と注入速度が画面に表示されます。
※
時間がたつと画面の表示は消えますが、注入は続いています。
お薬を注入する前に、液体の色が「無色、薄黄色または薄茶色」で、にごりや異物(小さい固形物)がないことを再度確認してください。(泡は問題ありません)
お薬をシリンジに入れたら、できるだけすみやかに使用してください。
お薬は注射部位1ヵ所につき、初回の注射では20mL以下、2回目以降の注射では最大60mLまで注入できます。
注入中に気分が悪い、のどに違和感がある、息苦しい、胸がドキドキする、からだがかゆいなどの症状が現れた際は、すぐに注入を中止し、主治医に報告してください。
2回以上に分けて注射する場合は、新しい翼状針で、「バイアルの確認と準備」からもう一度行ってください。一度使用した針やシリンジは絶対に再使用しないでください。
2回目以降は、すでに注射したところから5cm以上離して注射してください。
クーデックシリンジポンプ
輸注ポンプのセッティング
シリンジを輸注ポンプにセットする
はじめに、シリンジをセットしない状態で[電源]スイッチを押して電源を入れます。電源を入れるとブザーが鳴り、すべてのランプが点滅して、自己診断機能が作動します。
シリンジをセットしてから電源を入れると、自己診断機能が正常に作動しません。
[流量・積算量]表示部にエラーコード「E_01」~「E_18」が表示され警報音が鳴ったり、輸注ポンプに異常がみられた場合は、すぐに使用を中止して医療機関に連絡してください。
押し子レバーをつまみながら、押し子を外方向に移動させます。
シリンジ押さえアームを持ち上げ、外筒の突起をみぞに差しこみます。
シリンジ押さえアームを静かに下げて、シリンジを固定します。シリンジがポンプに認識されると、[シリンジサイズ]ランプが点灯します。
押し子レバーをつまみながら、内筒の突起に軽くあたる位置まで押し子を左側に移動します。
押し子レバーから指を離し、シリンジ押さえバーで内筒の突起を確実に固定します。シリンジが正しくセットされると、[セット不良]警報ランプが消えます。
シリンジが正しくセットされないと、パイロットランプが赤色に点滅し[セット不良]警報ランプが点滅して警報音が鳴ります。警報音が鳴ったら、[消音]スイッチを押して警報音を止めてください。
[消音]スイッチを押すと、[セット不良]警報ランプが点滅から点灯に変わりますので、シリンジをポンプから一旦はずし、電源を入れた後からやり直してください。
お薬の注入
注入速度を設定し、注入を開始する
[流量]ランプと[mL/h]ランプが点灯し、[流量・積算量]表示部が流量を表示していることを確認します。
[積算量]ランプが点灯している場合は、[切替]スイッチを1回押して、[流量]ランプが点灯する状態に切り替えてください。
主治医から指示された1時間あたりの注入量(注入速度:mL/h)になるまで矢印のスイッチを押します。
流量設定が行われていること、シリンジが確実にセットされていることを確認し[開始]を押してお薬の注入を開始します。注入が始まると、パイロットランプが緑色に点滅します。
お薬を注入する前に、液体の色が「無色、薄黄色または薄茶色」で、にごりや異物(小さい固形物)がないことを再度確認してください。(泡は問題ありません)
お薬をシリンジに入れたら、できるだけすみやかに使用してください。
お薬は注射部位1ヵ所につき、初回の注射では20mL以下、2回目以降の注射では最大60mLまで注入できます。
注入中に気分が悪い、のどに違和感がある、息苦しい、胸がドキドキする、からだがかゆいなどの症状が現れた際は、すぐに注入を中止し、主治医に報告してください。
注入中は、パイロットランプが緑色に点滅していることを確認してください。
注入中に流量の変更はできません。流量を変更する場合は、注入を一旦停止してから行ってください。
2回以上に分けて注射する場合は、新しい翼状針で、「バイアルの確認と準備」からもう一度行ってください。一度使用した針やシリンジは絶対に再使用しないでください。
2回目以降は、すでに注射したところから5cm以上離して注射してください。